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確定申告は自宅で作成してお早めに。所得税は、個人が1年間に得た所得に応じてかかる税金です。確定申告をしなければならない主な方は、次のとおりです。
(1)事業を営んでいる方
(2)不動産収入のある方
(3)土地や家屋を売った方
●給与所得者で次に当てはまる方 (1)年収が2000万円を超える方 (2)2か所以上から給与を受けている方 (3)給与以外の所得が20万円を超える方 (4)中途退職者 (5)中途で勤務先を変え、所得税の精算(年末調整)がされていない方 。
なお、確定申告を必要としない給与所得者でも、雑損控除や医療費控除、住宅借入金等特別控除などを受けられる場合は、確定申告が必要です。
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活躍する女性士業シリーズ、平林亮子氏のご紹介
とあるインターネットTVの経済チャンネル。動画を再生すると、なんと浴衣姿の若い女性が現れた。澄んだ声で、冗談も交えつつ株式や決算書についてわかりやすく解説してくれる姿に、思わず和んで聞き入ってしまう・・・。
そんな活動を行っているのが、今回紹介する女性会計士の平林亮子氏だ。監査法人勤務を経て20代で独立、講演活動などで幅広く活躍中。会計初心者向けに解説した著書も人気で、女性限定セミナーも開くなど、会計の世界をより身近にする活動を行っている。その仕事に対する姿勢とは。
就職難に備えて目指した会計士、大学と専門学校のWスクール
「あなたたちが卒業する頃は就職難になります」。お茶の水女子大入学式翌日のガイダンス。新入生は、入学の喜びも冷めるようなそんな言葉を告げられた。当時はバブル景気が弾けてまだ間もなく、就職氷河期の始まり。何か資格を身に付けたほうがいいのだろうか。漠然と平林氏は考え始めた。
「そこへ、銀行員の父から一生使える資格だし、頑張れば受かるかもしれないぞとアドバイスされたのが、公認会計士だったんです」
平林氏は千葉県育ち。中学・高校時代は陸上部で中長距離の選手として活躍した。一方で定期試験も何とか乗り切り、成績上位を「かろうじて」キープ。お茶の水女子大への推薦をとり、倍率3倍を突破して入学。しかし安寧する一」となく、会計士試験合格を目指して、専門学校と大学とのWスクール生活を始める。
「もともと体育会系なので、軽いノリのサークルなどには興味がなかったし、何か打ち込めるものが欲しかったんです」
勉強を始めて2年でスピード合格。独立は若いうちがいい
資格を取るために始めた勉強だったが、徐々に平林氏は簿記や会計の楽しさにのめり込んでいく。
「具体的なビジネスは実感できないので、まるで物語を読むような感覚で数字が動いていくのが純粋に面白かったんです。それから、専門学校に講師として来ていた会計士の人たちの、既成概念に囚われない自由な生き方にも憧れました」
勉強を始めてわずか2年後の大学3年の夏に会計士試験に合格。4年の秋から太田昭和監査法人(現新日本監査法人)でパートで働き始め、大学を卒業した後、正式に入所。さらに2年後、公認会計士第3次試験合格と同時に監査法人を辞めて独立した。25歳の若さだった。
「会計士になったら、なるべく早く独立しようとずっと考えていました。今でもそれは間違いじゃなかったと思います。というのも、結局、独立してからの経験が大きな力になるんです。たとえ組織の中で20年30年過ごそうとも、独立したら、新たな経験を積まなければならない。新規顧客の獲得や事務所のブランデイングを図るうえでも、できるだけ早く、若いうちに独立したほうが絶対にいい。それが私の持論です」
ビジネスをスムーズに進める、クッションになるのが女性の強み
さぞ仕事を得ていくのに苦労したかと思いきや、意外な答えが返ってきた。
「実は、営業も特にしてないんですよ。人づてにご紹介いただいたり、ホームページを見た方から声をかけていただいたり。たまたま自分の手が空いていて、何かやれそうだなという時は、周囲の3人くらいに、何か仕事があったらできますよ?と声をかけると、"ちょうどよかった!"とお仕事をくださる。それでなんとかやってこれました。ありがたいことに、人脈に恵まれたんですね」
平林氏は、仕事をしていくうえで、女性だからこそできる役割について常に意識しているという。
「例えば企業研修の講師に呼ばれる時、まったく同じ内容でも、権威のある男性の方がしゃべるのと、女性がしゃべるのでは、全然印象が違うと思うんです。社長さんとコンサルタントさんが、男性同士でやり合っている所へ、私が間に入って"じゃあこうしましょう"と決めると、"平林さんが言うならそれでいいか"と妥協してくれて、丸く収まることも多々あります。そんなふうに、ビジネスの中で女性がクッションになれる強みがある。一方で、男性の会計士がやったほうが良い場合であれば、それは男性にお任せすればいい。女性ならではの良さが活かせる場所はどこだろう、と常に考えています」
今日、あらゆる業界において女性の進出は目覚しい。しかし会計業界においては、講演活動やメディア出演まで積極的にこなせる若い女性会計士はまだ少ない。そのため平林氏が注目を浴びることになった、ということも背景としてあるだろう。今も様々な依頼が絶えないという売れっ子の平林氏だが、実は今の状況は想定外なのだそうだ。
「本当はそろそろ引退して、今頃は専業主婦になっている予定だったんですよ。ところが、本の執筆とか、セミナーの依頼とか、増える一方。ありがたいことなんですけど、ああ専業主婦が遠ざかっていく、という感じです(笑)」
女性5人による士業の力を結集。「ソフィアネット」にかける想い
平林氏が得意とするのは、クライアントの要望を実現するために、一人だけのカで事を進めるのではなく、様々な士業や専門分野のプロをコーディネートすること。自らを"プロジェクトコーディネーター〃と呼ぶ所以だ。そんな平林氏がプロデューサーを務める、興味深いプロジェクトが「ソフィアネット」である。平林氏を含め、公認会計士、税理士、司法書士、社会保険労務士、弁護士というそれぞれ違う分野の5人が揃った、女性士業プロジェクトだ。
「いっかこういう女性同士のコラボをしたい、と以前から考えていたところ、まさに"ああ、この人たちとだったらやれる!"というメンバーと巡り会って。提案したら皆さんすぐに賛同してくれたので、今がそのタイミングだ一と思って、満を持して立ち上げたんです」
これまで女性限定セミナー開催などのイベントを行い、好評を得てきた。このほど、初めて5人で書いた本も発売。平林氏らの活動によって、これまで法律や経済に無関心だった人が興味を持ち始め、士業を身近に感じてくれるようになるとしたら、大変意義のあることだ。
「みんな高度な専門知識を持った一流のプロフェッショナルなのに、仕事に縛られている感じがしない人たちばかり。独身あり、既婚者あり、子持ちもありですけど、"そんなに深刻に考えなくても人生何とかなるよね"という共通認識を持っています。仕事や家庭のことで悩んでいる世の中の女性に向けて、そんなメッセージも発信していきたいですね」
第一線で活躍しつつも、実は大変自由でリーフックスしたスタンスで仕事をしていることが、インタビューを通じて伝わってきた。そんな生き方は、公認会計士を目指す後輩の女性たちへのエールともなるだろう。
「会計士の暗いイメージを変えたいんです。女性会計士が、憧れの職業No.1になるように。あるいは、合コンでモテる職業No.1になってほしい(笑)。かっこよく、かわいく、ちょっと憧れちゃうよね、と言われるようになったらうれしいですね」
平林氏をきっかけに、女性のパワーが大きなうねりとなり、会計業界に旋風を巻き起こす日は近いかもしれない。
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会計学ではないよ。お金の帳簿のつけ方の意味を知ろうというものだよ。
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