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経営を形にすると会計になる(メルマガ第3号)
全国で32,000〜3,3000あると言われている会計事務所。その中には、様々なスタイルの会計事務所が存在します。その中でも、ビックフォーと言われる大手監査法人に準ずる規模を誇り、幅広いサービスを展開するのが百貨店型会計事務所です。
従来、会計事務所は税務だけの単一サービスですが、このスタイルの会計事務所は規模とサービスの多様化で差別化を図り、その組織と人員は企業と全く同じです。
税務業務の周辺には、実は非常に多くのビジネスチャンスが広がっています。
例えば、ラーメン店を経営しているオーナーが税務業務を税理士に頼む場合、通常は毎月の経理の自計化を行いながら、決算書の作成で終わります。しかし、コミュニケーション能力の高い税理士の場合、様々なシーンが誕生します。
「先生、実はうちの父が高齢で、今から相続対策の準備をしておきたいんですが…」
「うちのお店で使う食器を全て変えたいんですが、いい業者さん知りませんか?」
「今度新たに出店したいんですが、良い物件を知っている不動産屋さん紹介して頂けませんか?」
経営の内情を全て明かしている精神的なつながりもあるのでしょうか(笑)、税理士の存在はコミュニケーションの取り方一つで、非常に大きな存在になれる可能性を秘めているのです。
総合サービス化を進める百貨店タイプの会計事務所は、そういった顧問先企業に内在する様々なニーズを体系化し、専門のスタッフを揃え、対応することで大きくなってきたのです。
最近ではその業務領域も、システムのコンサルティングから、不動産や債権の証券化、M&A、企業再生、事業承継、相続対策、資本調達など多岐に渡っています。
月次の経営会議に出席し、数字の意味を提言しながら、収益向上のためのアドバイスから、組織改革までアドバイスしてくれる会計事務所もあります。ここまでくると、通常のコンサルティング企業が提供するサービスと全く変わりません。
しかも、会計事務所はその企業体の経営数字を一番把握しています。それは病人の詳細なカルテを持つ医師と同じように、企業を正しい方向に導ける有力な外科医になれる存在なのです。
ある大手会計事務所の所長が、「経営を形にすると会計であり、会計とはアートだ」と仰っていましたが、その通りだと思います。
会計には企業価値を図る側面があり、同時に経営実態を正しく反映する側面もあります。だからこそ、経営改善の貴重な台帳になり、サービスの基にもなれるのです。
→人柄が勝負の税理士事務所
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